更新日:2020-04-13
※近年の世界情勢による影響について
コロナウィルス感染症や、昨今のウクライナ情勢に伴う物流コストの高騰・物価上昇により、各ブランドの指輪の価格が改定されていることが考えられます。
最新の情報については公式HPを確認ください。(2022年4月)
結婚指輪を割り勘で購入するのはあり?なし?
結婚指輪を購入することになったら、指輪を選ぶ前にその費用についてしっかりとふたりで話し合っておく必要があります。例えば女性は「男性が全て払うと思っていた」のに、男性は「お互いで費用を出し合うと思っていた」といったような行き違いが出てくると、トラブルに発展しないとも限りません。
この記事では、結婚指輪の費用負担について、さまざまな意見を取り入れながら、考えてみることにしましょう。
結婚指輪の負担割合について
まず、結婚指輪の負担割合について、一般的にはどのように考えられているのかを見てみます。
とある大手サイトで行われたアンケートによると、結婚指輪の負担割合について最も多かった意見が「男性側が全て負担する(40.2%)」となっています。次いで「ふたりで支払いを行うが、男性側が少し多めに負担する(28.0%)」、「ふたりで折半する(23.0%)」の順という結果となっていました。
この結果から見ると、現在でも男性が負担するべき、と考えている人が最も多いことがわかります。
結婚指輪は割り勘で購入するカップルも増えている
婚約指輪については男性側が全て負担するのが一般的です。上記で紹介したアンケートによると、婚約指輪と同様に結婚指輪も男性が負担するもの、という意見が根強いですが、最近では結婚指輪の費用を割り勘にしよう、と考えるカップルも増えてきています。
これは、現在は女性も男性と同じようにバリバリ働くようになってきており、男女間の収入格差が以前ほどなくなってきたことも、ひとつの要因として考えられるのではないでしょうか。
結婚指輪の購入費用は、結婚費用のひとつ
結婚指輪を割り勘で購入する、というカップルの場合、「結婚指輪の購入費用は、結婚準備の費用のひとつ」と考えるケースが多いようです。そのため、男性側だけではなく女性側も費用を出す、ということに。
また、結婚費用としてこれまでふたりで貯金してきたお金の中から、結婚指輪の費用を捻出するという場合も。計画的に結婚費用を貯金してきたカップルにとっては、自然の選択となっているのかもしれませんね。
結婚指輪費用の負担パターンはいろいろ
結婚指輪の購入費用の負担割合については、さまざまなパターンがあります。ここでは、どのようなパターンが考えられるのかをご紹介しますので、実際に購入費用の負担割合を決めるときの参考にしてみてください。
ふたりで割り勘にする
まずは、男性側・女性側で割り勘にするというパターン。結婚指輪の費用全てをお互い均等に負担します。
この場合、支払いの際には男性側が支払い、帰宅した際に女性が男性に半額渡す、という流れがスムーズ。ジュエリーショップで割り勘にするといくら…という計算をするのはあまりスマートではないといえるでしょう。
また、あらかじめ金額がわかっているのであれば、前もって費用をまとめておくのもおすすめです。
男性が全て負担する
ふたつめの方法としては、男性が結婚指輪の費用を全て負担する、というケース。まだまだ「指輪は男性が女性にプレゼントするもの」という考え方は根強いものです。また、「結婚指輪は夫となる男性から贈られたい」という憧れがある女性も。また、男性が全て負担するまでいかなくても、「男性が多めに負担し、残りを女性が負担する」というパターンもあるようです。
いずれの方法をとったとしても、男性側の負担が大きくなるのは明らか。もちろん男性側が「結婚指輪もプレゼントしたい」と考えているのであれば全く問題はありませんが、よく話し合っておかないと実は費用負担の割合について不満を持っているかもしれません。前もってふたりで相談しておくと良いでしょう。
男性は女性のもの、女性は男性の分の費用を負担する
「結婚指輪はお互いへのプレゼント」と考えるカップルもいます。そのパターンの場合、男性の指輪分の費用は女性が、女性の指輪の分は男性が費用を負担することになります。
この場合は、男女間で費用の差が発生するものの、「お互いへ贈りたい」という気持ちが元になっていることから、あまり費用負担の割合についてもめるケースは少ないでしょう。
結婚指輪はこれから長い間身につけていく大切なもの。お互いからプレゼントされたものと考えると、より愛着もわくのではないでしょうか。
その他のパターン
結婚指輪を購入するカップルの中には、「女性が全て支払う」というパターンもあるようですが、非常に少数。傾向としては、ふたりで支払う、または男性が全額支払うというパターンがほとんどとなっているようです。
結婚指輪の費用負担の考え方
とはいえ、結婚指輪の費用負担についてはお互いの意見が一致しない場合、話がこじれてしまいがち。そこで、費用負担の割合について考え方をご紹介します。
婚約指輪をプレゼントされた場合
まずは「婚約指輪があるかないか」という点もポイントのひとつでしょう。婚約指輪をプレゼントしてもらった女性の場合、「結婚指輪の費用まで負担させるのは気がひける」と考える人も多いようです。
そこで、婚約指輪のお返しとしてふたり分の結婚指輪を男性に贈る、という考え方はいかがでしょうか。一般的に、婚約指輪を贈られた女性は、その半額程度の金額のものをお返しとして贈る習慣があります。多くが時計やスーツなど、男性が日常的に使用できるものが選ばれているものの、ここで結婚指輪をプレゼントするという選択肢も考えてみることをおすすめします。
婚約指輪なしの場合
また、婚約指輪無しのカップルも増えてきています。
この場合はふたりで結婚指輪の費用を負担しても良いでしょう。割り勘・もしくはお互いに贈り合うという考え方で進めることで納得できる費用の負担割合にできます。
ただ、「婚約指輪はなかったから、結婚指輪はプレゼントしてほしい!」と考える女性もいるかもしれません。その場合は一度軽めにおねだりしてみると良いのではないでしょうか。
結婚費用の負担割合から考える
また、結婚にあたり発生する費用をどちらがどのくらい負担するかで考えても良いかもしれません。
結婚するということは、多くのカップルにとって全く新しい生活が始まります。そのために必要な費用は結婚式や引越し費用、家電や家具の購入費などがありますが、この費用をどちらがどれだけ負担しているか、という点も考慮に入れながら検討すると良いでしょう。
指輪以外の費用を男性が多く支払うなら、結婚指輪は女性も費用を出す、または女性からのプレゼントとするという選択肢も出てくるはずです。また、結婚費用を割り勘としているのであれば、結婚指輪も割り勘、という考えになるカップルもいるでしょう。
いずれにしても、「結婚指輪=結婚費用のひとつ」と考えるのであれば、結婚指輪のみで考えるのではなく、ほかに必要な費用についても考慮に入れながら負担割合を決めるのがおすすめです。
割り勘にするかどうかは、ふたりでしっかり話し合って
これから長い間身につける大切な結婚指輪を購入するのは、大きな喜びであるはず。しかし費用の負担割合でもめてしまっては、指輪に愛着も持ちにくくなってしまうかもしれません。そのため、どちらが負担するのか、割り勘にするのかといったことはふたりでしっかりと話し合う必要があります。結論が出ない場合には、周りにいる先輩カップルに話を聞いてみるのも参考になるでしょう。