更新日:2021-09-15

※近年の世界情勢による影響について

コロナウィルス感染症や、昨今のウクライナ情勢に伴う物流コストの高騰・物価上昇により、各ブランドの指輪の価格が改定されていることが考えられます。
最新の情報については公式HPを確認ください。(2022年4月)

結婚指輪の選び方

結婚指輪はどっちがいい?
輝く素材、プラチナorゴールド

結婚指輪の代表的マテリアルを知ろう!

結婚指輪[マリッジリング]といえば白っぽい銀色をしたリング。つまりプラチナ素材が代表的ですが、華やかでリッチな印象のイエローゴールドや、可憐で女性らしいピンクゴールドも地金として人気があります。自分にベストマッチするマテリアルを探り当て、お気に入りのリングを選ぶノウハウをご紹介!

【METHOD-3】

落ち着きのある白い輝き……日本人はプラチナが好き!

親や先輩花嫁、電車の中や街角で隣り合わせた人々の結婚指輪を、思い出してみてください。たいていの場合、それが白銀色をしたプラチナ素材であることに気づくのではないでしょうか。

日本人は、プラチナ好き。ほぼ80%以上のカップルがプラチナの結婚指輪を購入しているのですから、その嗜好性はあきらかです。渋好みであまり目立つことを好まない国民性にマッチするからという見方もありますが、プラチナが婚約指輪・結婚指輪に多く使われる理由は、他にもたくさんあります。

純度が高く、丈夫で稀少、永遠に美しい「貴金属の王」

プラチナの特徴といえばまず、稀少性。年間供給量はゴールドの24分の1以下とも言われるほどです。次に、非常に丈夫で変質しにくいこと。酸やアルコールの影響を受けず高温にも強く、美しい白色の輝きを永遠に保ちます。そしてたいへん粘り強く、よく延びる性質を持つため、メンテナンスがしやすいのも人気のポイント。また、いろいろなデザインを加えたり、宝石をしっかり留めておくことができる。さらにジュエリーに用いられるプラチナは純度90~95%が中心と、ピュアに限りなく近いのも魅力。そうした数々の特徴から、プラチナは最も高価な貴金属であり、結婚指輪など、特別な意味を持つジュエリーの素材として根強く支持されているのです。

ぱっと華やかで高貴な輝きのゴールド

そんなプラチナに次いで、結婚指輪の素材に多く取り入れられているのが金(ゴールド)です。中でもぱっと目を引く黄金の輝きが魅力のイエローゴールドは非常に人気が高く、貴金属としての性質も秀逸。特に純金は熱や湿気、腐食などに強く、半永久的に色あせないその美しさで古代より尊ばれてきました。対してブライダルリングなどジュエリー用の素材として用いられるものは、主にK18ゴールド、つまり銀や銅といった他の金属を配合した純度75%の金。こちらはゴールド本来の輝きを保ちながらも、非常にやわらかい純金 (K24)と比較して耐久性に優れ、ゆがみや傷に強いのが大きなメリットです。

多彩なカラーゴールドで、お洒落の幅がぐんと広がる!

また、ゴールドにさまざまな貴金属(銀、銅など)を加えることで、本来のイエローだけでなく、多彩な色あいを表現したカラーゴールドも近年では大人気。ほんのり桜色のニュアンスが可憐なピンクゴールドや、あざやかな紅色がドラマチックな印象のローズゴールドが結婚指輪にも数多く用いられ、女性を中心に大きな支持を得ています。

ファッションの好みや似合う色で自由にチョイス!コンビもおすすめ

プラチナ、そして多彩なカラーゴールドのいずれも貴金属としての耐久性は申し分ありませんから、選ぶならやはり「色や質感」の好みがポイントとなるでしょう。ジュエリーショップで実際に試着してみて、手指の肌合いや血色がよく見えるものがベスト。その際、日頃のファッションコーディネートでよく使う色、好きな色の洋服を着ていくのも、相性がわかりやすいのでおすすめです。また、デザインはごくひかえめにシンプルなものにして、地金をそのぶん華やかなピンクゴールドやイエローゴールドにする、という選択があってもいいですね。

すっかり迷って決められなくなったときは、プラチナとカラーゴールドの両方をひとつの結婚指輪に使った「コンビリング」というチョイスもアリ。じっくりと試着し、ショップのアドバイザーにも相談して、一生のお気に入りにふさわしいマテリアルと出会いましょう。

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