※近年の世界情勢による影響について

コロナウィルス感染症や、昨今のウクライナ情勢に伴う物流コストの高騰・物価上昇により、各ブランドの指輪の価格が改定されていることが考えられます。
最新の情報については公式HPを確認ください。(2022年4月)

カルティエ銀座ブティックへ実際に行ってきました

Cartierについて

王室御用達で知られ、150年以上の歴史を持つ「宝石商の王」カルティエへ、結婚指輪選びに行ってきました!

今回向かったのは、銀座中央通りにあるカルティエ銀座ブティック。2016年9月28日、日本におけるカルティエの旗艦店としてオープンしたお店です。

銀座中央通りは、言わずと知れた世界的なブランドのお店が並ぶエリアですが、そのなかでもニューフェイスのカルティエは、パリのエスプリを反映した高級感があるメゾンとして、銀座の街にひときわ存在感があります。

Cartier銀座ブティックに行ってみました

来店予約は平日限定

カルティエは、結婚指輪の人気も高いブランドなので、事前に予約を取っておくほうが無難かもしれません。

予約の取り方は簡単で、ホームページで電話番号を調べて電話をかけるだけ。

ですがカルティエ、平日来店の予約は可能ですが、土日は予約を受け付けていないのです。今回、私は土日での来店を予定していたので、予約ができませんでした。

混雑しそうな土日こそ予約と思ったんですが・・・。

しかし、メリットとしては気軽に立ち寄る事ができますが、1時間以上待つこともあるので基本的には事前予約がおすすめです。

カルティエは銀座に2店舗!どっちに行くべき?

銀座のカルティエ(路面店)は2店舗あります。銀座ブティックと並木通りブティックです。カルティエの公式サイトが非常にわかりづらく、調べるのにてこずりました…

銀座ブティック

所在地:東京都中央区銀座2-6-12

銀座並木通りブティック

所在地:東京都中央区銀座5-5-15

基本的にどちらの店舗でも品ぞろえや価格に違いはないようです。今回私は1日でブランドをいくつか見たかったので次のお店にアクセスしやすい、銀座中央通り(歩行者天国の道)沿いにある「銀座ブティック」を選んでいきました(笑)

ちなみに、平日に来店予約する場合は、どちらの店舗も同じ電話番号から予約できます!(カルティエブライダルカスタマーセンター/0120-506-757)

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いざ、カルティエ銀座ブティックへ

銀座二丁目交差点の角地に立つカルティエ銀座ブティックの建物は、重厚でクラシカル。歩道に面して飾られているショーケースは「これぞカルティエ!」という豹をモチーフにしたジュエリーの数々が並びます。

少しの間、この気品あふれるビルを見ようと外からエントランスの様子をうかがってみたところ、重厚なドアの前にはドアマンが。さらにその奥にはスタッフがズラリと並んでいるようです。

これは、かなりハードルが高そう・・・。

案の定というか、店内に入るなり、たくさんのスタッフさんに恭しく挨拶されて驚きました。しかし1階は、受付と普通の(といっても高級ですが)ジュエリーフロアですのでスルー。結婚指輪は3階のブライダルジュエリーのフロアにあります。

入店してから案内まで

この日もお客さんはまばらではありますが、スタッフさんに対応してもらうのであれば、順番を待つような状況でした。

その間は、店内には輝かしいカルティエのリングを自由に見て回れるし、そのまぶしさにあてられてもフロア内にあるソファーで休憩できます。

なんだかんだと、リングを眺めて少し休憩をしたらスタッフさんが案内をしてくれました。この時に、「土日はやっぱり混みますか?」と聞いてみると、「予約できないので、どうしても・・・」とのこと。この日は、そこまででもなかったですが、日によっては2時間程度待つこともあるようです。

待つのが苦手、という方や後ろに予定が詰まっているという場合には、ちょっと行きづらく感じてしまうかも・・・。

ゆとりを持っていくことが前提になりそうです。もし、平日に時間が取れるのであれば、予約をしてからいくのがやっぱり無難そうだと感じました 。

ブースに案内されると、デスクとパソコンが備えられており、デスクにはカタログと鏡、お客様カードが常備してあります。今回は、初来店ということもあってかお客様カードへの記入は特に求められませんでした。

程なくピーチフレーバーの冷たいお茶を出してもらいました。

これがまたおいしい!事前に調べたところ、他の方の口コミによると、ブライダルだけでなく他の階でも同じものが出されているようです。

一人ひとりを大切にしている雰囲気が伝わりました。

希望のリングをスタッフがチョイス

リング選びは、最初にスタッフが希望を聞いてきて、それに合わせてチョイスしてもらったものを見ていくという方式です。

試着や写真撮影について尋ねてみると、気軽にOKされてちょっとビックリ。試着は自分で好きなように手に取って、指に装着するスタイルでした。

エントランスで一斉にお出迎えがあった時は「さすが高級ブランド」となった私ですが、グッとハードルを引き下げてもらえました。

リングによっては小さめに作られていたり、ぴったりだったりして自分ではうまく外せないときがあります。そんなときはスタッフさんにお願い。気軽に「お願いしま~す」と声をかけると取ってもらえました。

価格やデザインなどの希望があれば、デスクにあったパソコンで商品の絞り込みをしてくれます。私は、さりげなく付けられるようなシンプルで華奢なデザインを中心に希望しました。

婚約指輪と結婚指輪の説明

今回は、婚約指輪と結婚指輪のどちらも希望したため、2つのリングの説明を受けることになりました。

カルティエでは、婚約指輪と結婚指輪の重ね付けは特におすすめしていないようです。

とはいえ、いまは重ね付けを重視する方も多いですよね。というわけで、そちらも念頭に聞いてみます。

私「これと合うリングってありますか?」

女性スタッフ「シンプルですが、こちらのリングは相性がいいですよ。」

見るとちょうど婚約指輪のダイヤモンドが結婚指輪のヘコミにハマるデザイン。

私「ああ、ちょうど石を避けるようにウェーブがあるんだ~」

女性スタッフ「セットではないものですが、石は当たらないし、キレイに見えますね。」

私「ピッタリに見えるんですが、セットじゃないんですね!」

女性スタッフ「特に重ね付けをイメージして作られたものではないのですが、いくつかシリーズの中から相性の良いものを組み合わせることはできますよ」

セットでないだけに自由度が高い!これは新発見かも。ちなみに、2つのバランスは、「どちらかをシンプルにして、どちらかをボリュームのあるものなどにすると良いです。」とのことです。

私「これ(太めデザインの婚約指輪)いいですね~」

女性スタッフ「だとしたら、結婚指輪はこれくらいシンプルを選んでもいいですね♪」

すばやく的確なアドバイス!

しかも、すぐに実物で合わせて見せてくれるから、超リアルでイメージしやすいです!

手元にないものは、サッと立ち上がってすぐに取りに行ってくれます。

さらに、「今回見ていると、華奢なものではなくボリュームのあるデザインも似合いそうですね」と私の新しい傾向まで指摘してくれました。

会話はとても丁寧で、途中でカジュアル口調になることはありましたが、トータルではキチッとした印象。不快なことは一切なく、滞りなく進むんですが・・・。

カジュアル派で庶民の私にはスキがなくスマートすぎる対応はかえって、「そっけなさ過ぎる!」と感じる瞬間も。とはいえ、とっつきにくい感じはないので、敷居が高すぎるようなことはありません。

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結婚指輪の人気の傾向は

カルティエの結婚指輪のデザインはクラシカルかつシンプル。一方でそれほどバリエーションがあるわけではありません。

最近のトレンドでもあるウェーブデザインもありますが、せっかくのカルティエに来たのでシンプルでストレートなリングもチェックしてみました。

素材としては、プラチナ950とK18イエローゴールドとピンクゴールドがメインとなります。

プラチナも日本のブライダルジュエリーとしては人気ですが、カルティエではゴージャスで気品のあるゴールド系のリングも人気です。

結婚指輪はショーケースでチェック

カルティエ銀座ブティックでは、ショーケースに並んだリングを立ち見の状態で見ていくことができます。

ふと見渡せば、同じようにショーケースをのぞきながら歩いている男女のカップルが。ショーケースはフロアの中央にたくさんあるように見えますが、ひとつのショーケースを見ると基本となるデザインは全て網羅できるような仕組みです。

だから混んでいても「あそこにあるデザインが見れない!」とヤキモキすることもなさそう。少ないバリエーションだからこそ、吟味のできるデザインが揃っていて、見ていて飽きません。ブランド名に恥じない惹きつけ力!

ショーケースを見て気に入ったものがあれば、その都度、出してもらうことが可能です。周りのお客さんも同じように、比較的自由な状態で試着を楽しんでいました。

「これ可愛い~♪」という私に対して「そうですよね~」と微笑みつつ、さらにパートナーに対しても

「いかがですか?」「指輪とか、あまり分からないですよね~」「どっちが好みですか?」とさりげなく話を振ってくれます。

男性が返答に困ったら、「この指輪は○○なんですよ~」と明確な返事が必要ないように話を結んでくれます。

そのおかげで、女性である私はじっくりと指輪に専念でき、パートナーも話に置いていかれず、指輪選びに自然に参加できるような雰囲気。リードもきちんとしているので、リング選びでつまずくことはなさそうです。

今回見せてもらったリングはこちら

カルティエの結婚指輪は、「いかにもカルティエ!」というデザインが多く、カルティエのロゴ入りなど、ベタだけどカルティエらしさが分かるリングから選べます。

ひとつ目は、婚約指輪の話をしているうちに「(立て爪のダイヤモンドリングと)とても相性が良いんですよ!」と、いきなりおすすめされたリング。

V字ウェーブのリングですが、手のひら側に「Cartier」の文字が刻まれており、クルッと回すだけで文字入りのシンプルな甲丸になります。まさかの2WAYタイプ。カルティエ、意外と発想が自由です。

2つ目は、「Cartier」の文字とダイヤ入りのまさに「ザ・カルティエ」というデザイン。事前に調べていた時は、「ロゴが入った結婚指輪ってどうなのよ?」と思っていましたが、実際に試着してみると、そのさりげなさや文字デザインのおしゃれ感に文句の付けようもありませんでした。

こちらのデザインは、「ダイヤなし」からダイヤの個数を増やしたものまで、バリエーション豊富です。「結婚指輪はカルティエ!」と決めている方であればもちろん、そんなにブランドを押し出したくない、という方であっても意外に気に入るかもしれません。

アフターケア保証やオプションのお話

カルティエで購入した結婚指輪や婚約指輪は、基本的に全てのアフターケアが無料です。

基本のクリーニングをはじめ、サイズ直しも可能。サイズ直しは大体プラスマイナス2サイズまで可能となっており、デザインによってはできないリングもあります。ラブリング系は難しいようなので、購入前に必ず確認しておきましょう。

リング裏に行うアルファベットなどの刻印は、無料で行うことができます。希望する場合には、2~3週間程度余裕を見て注文を。

ちなみに、最近注目のリング内側に施すバースデーストーンやブルーサファイアなどの石入れはありません。聞いてみると「リング内側は指に触れる部分だから、指通りや安全性を重視して行っていない」のだとか。そういう考え方もあるのですね。

結婚指輪に入れられる石もダイヤのみとなっており、色石などを希望する場合にはファッションリングのコーナーから選ぶように言われました。それぞれの宝飾品の役割に対する徹底したこだわりを感じた瞬間でした。

価格帯について

今回おすすめされた結婚指輪は、最低価格でも合わせて25万円~でした。なかには安いものもありますが、カルティエらしいもの、おすすめされるものに関しては、どれも安くはないな、という印象です。

価格設定は実にシンプルで、同デザインなら男女変わらない価格となります。同じデザインを選べば「その価格×2」というすっきり分かりやすい価格設定には好感が持てます。

もちろん、ダイヤが増えた場合などには価格は比例して上がりますから、女性のほうが気持ち高めだと考えておくと良いでしょう。

特にカタログなどのお渡しや強いおすすめなどもなし

基本的な説明を受けて、試着も終えたら、クロージングです。「大切な買い物なので、とりあえず検討してくださいね」と言われて、エレベータホールまで送ってもらいます。

今回見た指輪をトレーに載せて持ってきて、指輪と一緒にお見送り。最後に、今回見て感じた印象やおすすめなどの話をさりげなく盛り込んで、押し付けられることなく自然にクロージング。

カタログなども渡されず、特に強く勧められたり引き止められたりすることもありませんでした。このスマートな対応に感動しましたが、後々考えてみるとカタログがないと、邪魔にはならないけど後で振り返るのに不便ですね・・・。

じっくり選びたい人には物足りないかも

非常に素晴らしい接客を受けましたが、忙しいせいか、そもそもスタイルがそうなのか、じっくりと向き合ってくれるというほどの丁寧な印象はなかったです。

アドバイスに関しては話の流れで聞くことはできるのですが、積極的にこだわりや特徴について解説してくれるようなことはありません。

リングそのものに関しては、質や見た目の洗練されたデザインに関しては文句のないものばかりで、さすがは「宝石商の王」といわたブランド。

100年以上の歴史を感じずにはいられません。しかし、ハズレのない選択はできそうですが、デザインの幅がやや少なく、自分たちのオリジナリティを出すのは難しいかも。

また、リング探しを始めて間もない状態で、いろいろなタイプのリングを見たい人にもやや物足りないかも知れません。

総じて、ハイジュエラーにする、カルティエにする!と決めているのであればもちろんおすすめですが、はじめての方がじっくりと種類も含めて検討したい場合には、ここだけでなく他のブティックに足を運んでみると良いかもしれません。

ラグジュアリーで晴れの日に相応しいお店

銀座の一等地に華やかなビルディング、そして恭しい対応と、最初からビックリするくらいの敷居の高さを見せ付けられたカルティエ。さすが、超名門!やはり最後までいっぺんの隙もないままで終わりました。

まばゆいばかりの店内の内装や調度品、スタッフの物腰などは、さすがとしか言い様がありません。

結婚指輪という人生でも大切なアイテム選びに相応しい場という印象を受けました。

また、特徴のあるカルティエの真っ赤なバッグを持ってスタッフに見送られるカップルは皆、とても幸せそう。「あー、こんなハイジュエラーが憧れ」が詰まったお店だった印象です。

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店舗の違いについて

カルティエには今回潜入した銀座ブティックと銀座並木通りブティックの2店舗があります。

この店舗の違いについて事前に電話で問い合わせたところ、「お店の大きさが違うだけ」とのことでした。

見れる商品に違いもなく、大きい店舗か小さい店舗かというだけの違いなので、お近くの店舗へお立ち寄りください。

topics: 結婚指輪

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